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社会人2年目に突入。岐阜、石川と過ごしてきて今は千葉で社会人。
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 くさがめさんのブログで先に取り上げられていますが、医療に関わる職種間で意見交換をしてきました。


参加者は、薬剤師、MS、MRという面々。自己紹介から始まり、自分の立場から見た他の仕事の現在の姿、また、あるべき姿を熱く2時間ぶっ続けで語り合いました。

自分としてはMR、MSの方がどんなことをしているかをよく理解していなかったので、各業界の話を詳しく、リアルに聞けて非常にためになりました。

くさがめさんのブログで、意見交換会で出された意見が書き出されていますので私の方では会を終えての今の自分の考えを書きたいと思います。



薬剤師は患者の声を拾うことのできる職種である。これは一つのキーフレーズだと思います。薬剤師は実は多くの情報を持っているのではないかと気づかされました。調剤薬局では病院と違ってデータがないなど言っていそうですが、そうではなくて他にも価値ある情報が眠っていることを認識すべきです。

私は、以前から薬剤師は自分たちの関わったことでどんな成果が得られたのかを論文で示すべきだ。と考えています。いきなり論文は難しくても成果をアピールすることは必要だと思います。それは薬局間の差別化として使えるのではないでしょうか?例えば、私の薬局の患者さんは笑顔でありがとうと言って帰ってくれる率100%。みたいなアピールはだめですかね?一般的な企業であればこれぐらいのマーケティングは当たり前でしょう。医療の質で競い合う環境を作るためにも成果の公表は必要だと考えています。



このほかにもいろんな考えが出ているのでぜひ一度くさがめさんのブログを見てください!



自分なりにこの会をどんな目的で運営し、どんな活動をするのか考えています。

私としては会に参加した人たちがそれぞれの立場で集めた情報、もしくは、結果を持ち寄り、一つの成果としてまとめられることができればと思います。もちろんそのためにはその成果は社会にどのように貢献するかを明らかにして行う必要がありますが、そこはまだ考え中です。

このほかにも主体的なアクションとして

○地域医療に貢献している人をメンバーで取材し、サイトを立ち上げる。
○一般人(患者)向けのイベントを若手医療人主催で行う。

ということもおもしろいかもしれません。(ちょっと大きく出過ぎました。。。)

結構ぶっ飛んだ意見を言っているのかもしれませんが、ゴールはこれぐらいインパクトのあるものに定めれば面白いのではないかと思っています。

何はともあれ次回は勉強会の目的、目標を明らかにしたいと思います。
どんなことが私たちに出来るのか、考えるだけでワクワクしてきます☆
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「時をかける少女」の新しい映画が公開中ということで観に行ってきました。

「時をかける少女」
監督:谷口正晃
脚本:菅野友恵
出演:仲里依紗、中尾明慶、安田成美 他

記憶は消えても、この想いは消えない

こんなキャッチフレーズがついているこの作品。
この言葉を覚えておくとラストシーン近くの
あるシーンについてわかりやすくなります。

母親の依頼で1972年4月にタイムリープするはずだったのに
1974年2月に飛んでしまった主人公あかり。
そこで、偶然出会った映画監督志望の大学生と一緒に探し人をするという話です。

いろいろと過去と現在がつながるネタが散りばめられており
それを上手いことつなげながら物語を盛り上げていきます。

過去シーンのラストは切なくて悲しいです。

ずっと一緒にいることのできないことがわかっている中でのやりとりも
なんだかやるせなくていい感じです。

なかなか面白い映画でした。

個人的には、同級生の昭和マニアがあのままで終わって残念ですw


公式サイト↓
http://tokikake.jp/indexp.html
 この本の著者は本当に会社の壁を壊して、部署間の壁といった人と人との壁を取り払った人物。会社の改革をしていく上で明確な判断基準を持ち、黒字部門でも見通しが立たなければ撤退を決めるなどをし会社の経常利益を7年間で10倍にしている。



それでは、気になるフレーズです。
☆「ないない尽くし」の中で、いかに成果を上げるかが仕事である。
☆「選択と集中」には三つの基準を設けた。①マーケットがあるか、あるいは将来に向けてマーケットの成長が期待できるか。②当社に競争力があるかどうか。③社員にやる気があるかどうか。
☆こういう資料の作成を、「仕事」と勘違いする者が少なくないことが問題なのである。何十枚にもなるレポートを書けば、それで仕事をした気分になれる。
☆身の丈以上の権限が与えられれば、それをこなそうと一生懸命に勉強し、考えたり、悩んだりする。それが本人を成長させるのだ。
☆グループ内だからこそ、なれ合いを意識的に排除し、緊張感や競争意識を持たせることが大切である。
☆利益を追わず、施策を追う
☆効率化とは、価値を生まない仕事をどのくらい捨てるかである。



仕事とは、会社とはを学べた気がします。自分の仕事を見直し、付加価値を生み出すことに注力できているか確認したいと思います。



自分には直接関係ないのであまりふれていませんが、この本を読んで改革の大変さを感じることができました。人員削減、事業撤退と仕事を失う人たちが多くでてくる中、何度も自ら足を運び交渉し、会社のために必要であることを説く。反対勢力も多くあっても自分の中で明確な基準を持って、やりぬくことの大切さもこの本から学びました。


壁を壊す/吉川 廣和

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 ここ最近いろいろな人と出会い、話すことで目標設定と進捗管理の重要性を理解しはじめました。今は計画段階の勉強会も明確なビジョンを持って運営していきたいです。

ひとまずは、自分の目標を設定しようと思います。いまさらながらとはなりますが3月から私の2010年度を始めることとして目標設定を行います。(会社の3月期から始まり、2月期締めなのでそこにあわせたといううことで…)テーマは「繋がる、学ぶ、感じる」です。

2010年度の目標

1.100人と名刺交換をする。
普段名刺交換をしない仕事をしているので自分から積極的に新しい出会いを求めていかないと達成は難しいでしょう。1月当たり8~9人と交換していけば目標達成となります。

2.勉強会を月に1回のペースで運営する。
今は社内勉強会と薬剤師向け勉強会を企画しています。社内向けは次回、目標、目的設定に向けて話し合うといった状況です。薬剤師向けはコアメンバーとなりそうな人が集まってきそうな状況です。この目標に関してはもう少し具体的な目標とする必要があるかもしれません。

3.年間映画鑑賞50本
感性を磨くといった意味合いで映画鑑賞も目標にいれます。月間4~5本を観る必要があります。映画館だけでは目標達成は苦しいので、DVDで過去の名作にも触れていきたいです。

4.年間読書数100冊
読むメインとなるテーマは医療(医療政策も含む)、マネジメント、財務・会計、問題解決、IT、その他雑学となります。メインテーマを掘り深めつつ、幅広い知識の習得を目指します。

5.TOEIC720点over
大学院時代に何も対策をせずに530点だったので、きちんと対策をとり目標達成を目指します。2010年度中に2回の受験をし達成する予定です。


以上が、私の2010年度の目標です。
これらの達成により、「繋がる、学ぶ、感じる」ことを体感し
ビジネスパーソンとしてステップアップをはかります。
 先日は第2章の始めぐらいまでしか読んでいませんでしたが、さらに読み進めると、「メタアナリシス」まで登場して、ある治療法に対する評価法というのはどれだけ厳密に行われているのかがわかります。

この本では、鍼、ホメオパシー、カイロプラクティック、ハーブ療法について、その治療効果を「臨床研究」の結果に基づいて評価します。

少し効果があると言えるのは鍼、カイロプラクティック、ハーブ療法ですが、現在ある通常医療の治療を超える成果は挙げられず、また、費用もかかることがあるため特にオススメはしていません。ホメオパシーに関しては効果がなく、費用もかかるためオススメしていません。

また、効果がある、ないだけでなく、リスクについても言及しています。行われる代替医療自体にリスクがあるのがカイロプラクティックは首に脊椎マニュピレーションが行われた場合脳卒中を起こし死亡する危険性があります。さらに、代替医療でガンが治る、といったことを信じて、通常医療を受けないことで治るべき疾患が治らず、命を落とす例にも触れています。

プラセボ効果の重要性にも触れており、代替医療の効果がプラセボ効果でもいいじゃないかという意見に対しては、通常医療にもプラセボ効果は存在し、それは、実際に効果のある医療に上乗せされるプラセボ効果となるので通常医療の方がいいのではないかと言っています。

この本で注目すべきは、とにかく根拠に基づいて評価している点。気の流れや脊椎のズレから喘息やガンが起こるといった話を頭ごなしに否定するわけではなく、実際に行われている代替医療が治療効果のあるものなのか?この点からスタートしています。過去の医療でもなぜ効くのかはわからないがとにかく効果的に治療法が先に見つかり(壊血病の話)、その後、なぜ効くのかを明らかにしたことはあります。代替医療に対してもそのスタンスで評価し、結果としてほとんど効果がないと結論付けているのです。

著者は、通常医療が評価されるためには何度も臨床試験が繰り返され、効果、再現性が確認されています。現在の代替医療はそのような手続きがなく患者の治療にあたっていることに問題を感じているようです。



以後、気に入ったフレーズです。

☆(プラセボ効果が高くなる要因)医師の評判が高いこと、治療費が高いこと、治療法が目新しいことという三つの要素が、とくにプラセボ効果を高めると結論した。
☆逸話の複数形はデータではない。
☆メタ・アナリシスは確率的誤差と、選択バイアスを最小化する
☆相関と因果関係とを混同してはいけないことがよくわかる。
☆代替医療の施術者の多くは、患者とのあいだに非常に良い関係を築き上げており、それ以外には効果のない治療のプラセボ効果を最大限に高めるのに役立つ。

特に最後の、患者との良好な関係についての記述は興味深く、自分はこれができているのかな?と思い、自分を見直そうと思います。



できれば、医療に関係のない人に読んでもらい、医療の評価がどれだけ厳しい手続きを経ているのかを知ってもらいたい1冊です。

代替医療のトリック/サイモン シン

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プロフィール
HN:
ムラセヨシノリ
年齢:
40
性別:
男性
誕生日:
1985/01/20
職業:
販売
趣味:
音楽、読書、映画、さんぽ
自己紹介:
岐阜で18年間育ち、その後金沢で6年、今は千葉で薬剤師として細々と働いています。イチ薬剤師で終わるのではなく社会にインパクトを与えられる人間になるため日々鍛錬しています。
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