社会人2年目に突入。岐阜、石川と過ごしてきて今は千葉で社会人。
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僕は学生のとき、統計学をちょっとかじっていました。
なので、統計絡みの本は結構興味を持っています。
タイトルに「統計力」とあるのがよい、
今回読んだ本はこちら
「未来思考-10年先を読む「統計力」/神永正博」

この本は大きく3つの事柄について
様々な文献を引用して説明しています。
その3つのテーマは、
1.少子化と結婚
2.都市と高齢化
3.仕事と結婚
です。
著者は文中で「奇抜で面白いけれど精度の低い予測の代わりに、地味でもできるだけ確度の高い予測を積み上げていきます。」と言っています。
そのため、多くの文献からデータが引用されそこから言えること、言えないことをはっきりさせています。(考察、限界をしっかり書いている)
それでは、気になるフレーズ(今回はデータともいう)行ってみましょう☆
☆奇抜で面白いけれど精度の低い予測の代わりに、地味でもできるだけ確度の高い予測を積み上げていきます。
☆教育費が高いと、出生率は下がる傾向にある。
☆日本の婚外子の割合は、欧米に比べてケタ違いに低いですね。
☆(結婚までの)平均交際期間は、どんどん長くなってきています。1987年に2.5年だったのが、2005年では3.8年。
☆年収と結婚については、「25歳から35歳の独身書生の40%が、年収600万円以上の男性を希望している」という調査結果が引用されることが多いのですが、これは、そもそも「東京」の女性に対する調査です。
☆母子世帯の相対貧困率は際立って高く、66%に達します。
☆(ノーベル賞受賞経済学者ヘックマンの研究)この研究では、2年にわたって、アフリカ系アメリカ人の恵まれない子どもたちに対して、午前中の学校での教育と、午後からの教師の家庭訪問を含む介入実験を行いました。その上で、同じような境遇にあった子どもたち同士を、40歳になった時点で比較しました。すると、介入実験を受けた子どもたちは、受けなかった子どもたちと比べて、高校卒業率、所得、持ち家率が高くなり、婚外子を持つ比率、生活保護受給率、逮捕される者の比率が低かったのです。
☆義務教育の年齢の子どものうち、14%近くが、援助なしには満足に義務教育も受けられない状態なのです。
☆子育てに関してセーフティネットを張っておくことで、長い目でみれば、子どもを持たない女性に対する統計的差別も、なくなっていくことになるのです。
☆人口でみると、今や日本第二の都道府県は、神奈川県なのです。
☆生活費は、世帯人数が増えても、その人数倍になるわけではないようです。
☆人の流れの約44%が、「その地域にどれだけヒトとカネが集まっているか」で説明できてしまうのです。
☆非正規雇用は、少なくとも1980年代半ばから直線的に増えており、小泉政権での構造改革の影響はみえtきません。
☆正規雇用の人数が保たれている一方で、非正規雇用の人数がどんどん増えている
☆最低賃金で働いている人の多くは、貧困層ではない
☆格差を拡大する一番大きな理由はグローバル化ではなく、技術進歩のようです。
☆定型業務が多い産業ほど、IT投資が大きい傾向がありました。
☆みんなが問題と言っていることは、本当に問題なのだろうか?
いろいろなデータが気になってしまっていますが、
一番大事なのは問題がどこにあるかを見抜く分析力。今回は統計という手法で問題点を浮き彫りにしています。
統計はあくまでもツールです。
そこから出てきた問題について考えるのが頭の使いどころなのです。
そういった基本的なことを思い出させてくれました。
なので、統計絡みの本は結構興味を持っています。
タイトルに「統計力」とあるのがよい、
今回読んだ本はこちら
「未来思考-10年先を読む「統計力」/神永正博」
この本は大きく3つの事柄について
様々な文献を引用して説明しています。
その3つのテーマは、
1.少子化と結婚
2.都市と高齢化
3.仕事と結婚
です。
著者は文中で「奇抜で面白いけれど精度の低い予測の代わりに、地味でもできるだけ確度の高い予測を積み上げていきます。」と言っています。
そのため、多くの文献からデータが引用されそこから言えること、言えないことをはっきりさせています。(考察、限界をしっかり書いている)
それでは、気になるフレーズ(今回はデータともいう)行ってみましょう☆
☆奇抜で面白いけれど精度の低い予測の代わりに、地味でもできるだけ確度の高い予測を積み上げていきます。
☆教育費が高いと、出生率は下がる傾向にある。
☆日本の婚外子の割合は、欧米に比べてケタ違いに低いですね。
☆(結婚までの)平均交際期間は、どんどん長くなってきています。1987年に2.5年だったのが、2005年では3.8年。
☆年収と結婚については、「25歳から35歳の独身書生の40%が、年収600万円以上の男性を希望している」という調査結果が引用されることが多いのですが、これは、そもそも「東京」の女性に対する調査です。
☆母子世帯の相対貧困率は際立って高く、66%に達します。
☆(ノーベル賞受賞経済学者ヘックマンの研究)この研究では、2年にわたって、アフリカ系アメリカ人の恵まれない子どもたちに対して、午前中の学校での教育と、午後からの教師の家庭訪問を含む介入実験を行いました。その上で、同じような境遇にあった子どもたち同士を、40歳になった時点で比較しました。すると、介入実験を受けた子どもたちは、受けなかった子どもたちと比べて、高校卒業率、所得、持ち家率が高くなり、婚外子を持つ比率、生活保護受給率、逮捕される者の比率が低かったのです。
☆義務教育の年齢の子どものうち、14%近くが、援助なしには満足に義務教育も受けられない状態なのです。
☆子育てに関してセーフティネットを張っておくことで、長い目でみれば、子どもを持たない女性に対する統計的差別も、なくなっていくことになるのです。
☆人口でみると、今や日本第二の都道府県は、神奈川県なのです。
☆生活費は、世帯人数が増えても、その人数倍になるわけではないようです。
☆人の流れの約44%が、「その地域にどれだけヒトとカネが集まっているか」で説明できてしまうのです。
☆非正規雇用は、少なくとも1980年代半ばから直線的に増えており、小泉政権での構造改革の影響はみえtきません。
☆正規雇用の人数が保たれている一方で、非正規雇用の人数がどんどん増えている
☆最低賃金で働いている人の多くは、貧困層ではない
☆格差を拡大する一番大きな理由はグローバル化ではなく、技術進歩のようです。
☆定型業務が多い産業ほど、IT投資が大きい傾向がありました。
☆みんなが問題と言っていることは、本当に問題なのだろうか?
いろいろなデータが気になってしまっていますが、
一番大事なのは問題がどこにあるかを見抜く分析力。今回は統計という手法で問題点を浮き彫りにしています。
統計はあくまでもツールです。
そこから出てきた問題について考えるのが頭の使いどころなのです。
そういった基本的なことを思い出させてくれました。
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プロフィール
HN:
ムラセヨシノリ
年齢:
40
性別:
男性
誕生日:
1985/01/20
職業:
販売
趣味:
音楽、読書、映画、さんぽ
自己紹介:
岐阜で18年間育ち、その後金沢で6年、今は千葉で薬剤師として細々と働いています。イチ薬剤師で終わるのではなく社会にインパクトを与えられる人間になるため日々鍛錬しています。
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